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『生命保険は高い買物』とよく言われます。
平成18年度の生命保険文化センターの「生命保険における全国実態調査」によると、一世帯あたり年間52.6万円の生命保険料を負担しています。この内、21.6万円の個人年金保険料を差し引いた純粋な生命保険の掛け金は31万円。前回平成15年度調査より3.7万円の減少です。保険の見直しが進んだ結果でしょうか。単純計算ですが、仮に、30才の方が65才まで払い続けると掛け金総額は1,085万円にもなります。マイホームに次ぐ高い買物というのは決して大袈裟な話ではないといえるのがお分かりになると思います。
さらにショッキングな数字を紹介しますと、こんなに払う掛け金に対して実際に支払われた生命保険金の平均額が216万円。この理由は、ほとんどの生命保険が60才か65才までの間に大きな保障が無くなってしまうから。60才男性の89%、女性の93%が生存されていますので多くの方が死亡保険金を受け取ることなく無事に老後をお迎えになるわけです。
これだけ高い買物なら、保険のしくみを良く理解して保険に加入しないと大きな損をしてしまうことになります。そのために保険の見直しが必要になるということです。
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